日本酒メモの第五弾。宮城県です。
「コクのあるタイプ」の純米酒が好きなので,それをメインとして探してメモしようと思います。
宮城県編
「日本酒造組合中央会 酒蔵検索」には,宮城県の酒蔵が24掲載されていました。
その中から,各酒蔵さんのHPに記載されている説明文等を参考にして選びました。
但し,HPの無い酒蔵さんや,日本酒を作ってない酒蔵さんはパスいたしました。
蔵王酒造株式會社
宮城県白石市,明治6年創業の酒蔵さん。
「蔵王のお酒 味わいチャート」というのがありましたので,それを参考に選びました。
純米大吟醸 蔵王昇り龍 雄町 COUNTER 720ml
岡山県産の雄町を50%まで磨いた純米大吟醸で、通常の
昇り龍の穏やかな吟醸香とは違い、華やかなリンゴ様、
しっかりとした甘味と旨味、適度な酸味が合わさり、
旨味がしっかり凝縮された一本原料米:雄町(岡山県産)100%
原材料名:米(国産)米麹(国産米)
精米歩合:50%
アルコール分:15度
日本酒度:-4
酸度:1.6
味わいチャート:フルーティーリッチ
飲み方:冷や、ロック「蔵王酒造」HPより一部抜粋
純米大吟醸 蔵王昇り龍 720ml
上品な果実の香りに全体を包む旨味が口の中に広がる純米大吟醸
原料米:美山錦(宮城県産)100%
原材料名:米(国産)米麹(国産米)
精米歩合:45%
アルコール分:16度
日本酒度:+3
酸度:1.4
味わいチャート:フルーティリッチ
飲み方:常温又は冷やして「蔵王酒造」HPより一部抜粋
蔵王 純米吟醸 しぼりたて原酒 冬冴(ふゆさえ)720ml
記事作成時には,売り切れでした。販売期間が分かりませんでしたが,一番興味をひかれました。
爽やかな香りを残しながらも、穏やかな甘味と旨味、生原酒ならではのフレッシュさとキレが渾然一体となった一本
原材料名:米(国産)米麹(国産米)
精米歩合:60%
アルコール分:16度
日本酒度:±0
酸度:1.7
味わいチャート:
飲み方:冷やして「蔵王酒造」HPより一部抜粋
「蔵王酒造」さんの純米酒を探す。
株式会社 一ノ蔵
「味わい別・温度帯別検索」より選びました。
昭和48年(1973)、県内の4 蔵元が合同して一ノ蔵を創業した。昭和52年(1977)に「無鑑査本醸造辛口」を二級酒として発売し大ヒット。58年に日本酒の愉しみを広める取り組みとして「一ノ蔵日本酒大学」を開校。昭和63年(1988)には低アルコール清酒「ひめぜん」、平成10年(1998)に発泡清酒「すず音」などを他社に先駆けて発売した。平成5年(1993)には新社屋・本社蔵を完成。平成6年より「蔵開放」「いちのくら微生物林間学校」など地域社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
近年は、労働環境整備に注力し、子育てサポート企業として「くるみん認定」を受け、男性の育休取得を奨励している。「日本酒造組合中央会 酒蔵検索」HPより
純米大吟醸 松山天
宮城の酒米「吟のいろは」を用いて、小仕込みで長期にわたり低温で仕込んだ純米大吟醸酒。丸みのある上品で甘やかな風味に甘酸っぱい果実を思わせるほのかな酸味が口中に広がり、優しい余韻が心地良く響きます。
精米歩合:40%
アルコール分:15度
日本酒度:-6~-4「一ノ蔵」HPより一部抜粋
四段仕込 特別純米酒
柔らかできれいな甘さと米に由来する旨味が、心を和ませる特別純米酒。後味には心地よい余韻が広がり、お米に由来する甘やかで豊かな香りが、肴の美味しさも引き立てます。
精米歩合:60%
アルコール分:15度
日本酒度:-10〜-8「一ノ蔵」HPより一部抜粋
「一ノ蔵」さんの純米酒を探す。
有限会社 佐々木酒造店
チャートを見て選びました。
明治4年(1871)、初代・佐々木新助が運送業から多角的に事業を起こす中、伊達藩の御用港として栄えた閖上で酒屋を創業。屋号を「浪の音」、銘柄を「宝船浪の音」としました。
古くからの信念は、「地酒とはその土地の文化を液状化したものである」ということ。地元の生活、食、命に寄り添う酒を地元の米と蔵の目の前を流れる一級河川名取川の伏流水で醸してきました。「佐々木酒造店」HPより一部抜粋
宝船浪の音 純米大吟醸 蔵くらの華
佐々木酒造店が新しくリリースした純米大吟醸酒。穏やかな果実の香りと上品な米香が調和しています。甘味を伴いながらも、酸味、程よい旨味とコクが調和し、余韻はすっと消え、いつまでも飲み続けられる、料理にも大変合わせやすい純米大吟醸酒
原料米:岡山県産雄町
精米歩合:45%
酵母:F701
アルコール:16度「佐々木酒造店」HPより一部抜粋
宝船浪の音 純米無濾過生原酒 90%
佐々木酒造店の意欲作。玄米から10%しか削っていない低精米でありながら、雑味を感じさせず、旨味、甘味、酸味、苦味が飲んだ瞬間に口の中に広がります。お米のエキスを余す所なく全て液体化したかのような、濃厚で味わい深い酒質
原料米:宮城県産蔵の華
精米歩合:90%
酵母:宮城A
アルコール:17度「佐々木酒造店」HPより一部抜粋
「佐々木酒造店」さんの純米酒を探す。
大和蔵酒造株式会社
タイプ別に分類されていたので,「醇酒 -コクのあるタイプ-」から選びました。
宮城は全国有数の米どころ。その宮城県のほぼ中央、船形山系の清冽な水に恵まれたこの地「黒川郡大和町」に酒造を構えて約20年。大和蔵酒造では純米酒や吟醸酒など、30種類以上の日本酒を作り続けています。
「大和蔵酒造」HPより一部抜粋
雪の松島 醸魂純米酒 +20
醸造技術の英知を結集した超辛口の純米酒。
日本酒度:+20
「大和蔵酒造」HPより一部抜粋
雪の松島 特別純米酒
宮城県産米の特徴を生かした、しっかりとした旨味のある純米酒。
日本酒度 +4
「大和蔵酒造」HPより一部抜粋
雪の松島 ひとめぼれ 純米酒
純米ながらほのかに香る吟醸香と、口中にじわりと広がるジューシーな味わい。
日本酒度:+1
「大和蔵酒造」HPより一部抜粋
雪の松島 特別純米酒 生貯蔵酒
軽やかな甘さと飲み口の中に、生貯蔵酒ならではの旨さが光る純米酒。
日本酒度:+3
「大和蔵酒造」HPより一部抜粋
【冬季限定】 雪の松島 搾りたて 純米生原酒
米の旨味がぎゅっと詰まった濃醇でキレのよい味わい
「大和蔵酒造」HPより一部抜粋
「大和蔵酒造」さんの純米酒を探す。
最後に
宮城県は,仕事で何度も行っていたので,色んな日本酒を飲ませていただきました。
ですが,このような選び方をすると,有名な日本酒やよく飲んだ日本酒が選択されませんでした。
美味しいお酒が多いのですが,ちょっと意外でした。
それと,大和蔵酒造さんのように,個別の説明書きが少なくても,「薫酒」「醇酒」「爽酒」のような分類ごとに分けて表示してくださると,選ぶのが楽かなと思いました。